部屋のイメージって、どんなものにしてみたいですか?最近凝っているものはなんですか?
さて、部屋のイメージを決めて、そしてカラーを決めてみましょうか。
色については心理的な面にも作用することが分かっています。
アメリカのある州では、刑務所内での囚人の暴力事件が絶えず頭を悩ませていました。
刑務所の壁紙は白色。そこで、刑務所内の壁の色を落ち着きが出るベージュにすると、暴力件数が明らかに減ったのです。視覚情報として入ってくる白は「恐怖」というキーワードがあります。恐怖のから起こる、暴力事件ではなかったかとカウンセラーは話しているそうです。
色にもキーワードがあり、それぞれの役割があります。壁紙の色を変えればすべてうまくいくことはありませんが、少しでも自分がリラックスして過ごせるのなら、考慮してもいいでしょう。
ベージュ
緊張をほぐし、リラックスができる色です。のんびりするリビングなどにはお勧めです。壁やカーテン、広い面積で使用しても刺激が少なく、非常に使用しやすい色です。
アクセントカラーを別の色にして、広い面積でこの色を使うのはお勧めです。
ブラウン
ブラウンにもいろいろあり、ダークブラウンからライトブラウンまでありますよね。濃い色になると重厚感ができてきますが圧迫感も多少出てきます。しかし家具にブラウン等を使うと部屋全体を引き締めていく効果が期待できます。お子さんお部屋にはライトブラウンなど自然でしょう。
グリーン
脳の興奮を鎮める色です。葉っぱの色ですよね。大きく茂る緑のイメージは風水では、交友関係にいいということです。緑なら女性にも男性にも受け入れやすい色ですよね。疲労や疲れ、ストレスを感じている人には特にお勧め。視覚効果を考えるなら、人工的な刺激の強い緑ではなく観葉植物として取り入れるのがお勧め。
ブルー
血圧を下げ、神経系統の興奮を鎮める効果が期待できます。サッカーの日本代表の選手のユニフォームもこの色ですね。冷静に何かに取り組む対人にはお勧めです。が、多様したり濃いブルーをインテリアとして広い面積で使用すると落ち込やすい気分になることも。使用するならアクセントカラーとして使用するかスカイブルーに。
イエロー
脳の働きを活性化します。黄色はハッピーな気分にしてくれますが、多用したり広範囲での使用は刺激があるので要注意。薄いパステルイエローで目に刺激のないものを。
ピンク 赤は攻撃的になるいろですが、ピンクは幸福感や、女性らしさ、女性ホルモンを正常に働かせる色です。憂鬱な時など、ピンクは気分を落ち着かせて優しい気分にさせてくれます。ピンクは優しさをキーワードとしていますが、反面人に頼りすぎるというキーワードもありますので少し注意をしてくださいね。
パステル いろいろな説があり、本人によるとおもうのですが、2色ぁら3色ほどのいろいろな色があると、脳がよく働き、子どもの適度な刺激になるので自分で考える脳ができるそうです。が、多様しすぎたり、人によっては刺激が強すぎたりして落ち着きがなくなることも。バランスを考えたいですね。